骨盤臓器脱(膀胱脱、子宮脱)16

痛みにうなりながら長い夜を終え、9時になると、心電図をはずし、体を拭いてもらう。
横向きたいけど、いうことをきかない。抗生剤の点滴をし、ふらふらしたまま車イスにのせられ、レントゲン。

あとは、ガスが出れば、お昼からごはんがてますよー


って!?
ガスがでない!普段は出したくなくても出るのに?
腹腔鏡は、お腹を空気で膨らますから、お腹がパンパンになる。向きをかえると、空気が移動するのがわかるが、排ガスにはならない。
出てこなきゃ、ごはんたべらないじゃーん。

先生たちのアドバイスのままに、水を飲み、暖かいお茶も飲み、おしっこの管がぶら下げながらふらふらあるき、よがのポーズもやってみる。
だめだー
余計痛い、あちこちに空気が移動するだけやーーー
みぞおち、肋骨、どこまでガスが移動してるんだー?ガス漏れ?って感覚。

昼御飯はもちろんなし、このままでは夕食も無理そうだけど、もうこれ以上はきついわー。
と、夕飯も抗生剤点滴と、お茶飲んでください~ってことでありつけず。
空腹と傷の痛みとガスの移動する痛みに耐えるだけの夜だった。